日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

学級崩壊の原因

学級崩壊は珍しいものではなくなっています。

これは学校の先生からよく聞くことですが……、若い先生のクラスでも、ベテランの先生でも起きているようです。

 

若い先生の場合は経験不足、知識不足な場合が多いそうです。

それは理解できますよね。

だから、若い先生は先輩に相談したり、民間の研究会に参加したり、本を読んだりして勉強しつつ、経験を積んでいけばいいわけです。

 

ベテランの場合はどうかというと、何十年もの教員生活の中で蓄積された経験と勘が邪魔になっていると……。

その先生のご経験と勘が実情にマッチしていた時期もあったことでしょう。

しかし、もしも今、クラスがぎくしゃくしているとしたら、経験と勘が、クラスの現実とずれてしまったということです。

そうなったら、もう経験と勘に頼るのを止めて……なんて書くと、自分のしてきたことがすべて否定されているかのように感じてしまう方もいるかもしれませんが。

過去を否定するつもりはありません。

ただ単に、今の子どもたちの置かれた環境、考え方が時代の変化とともに変わったということでしょう。

教育は「子どものため」にあります。

ですから、経験や勘にたよりすぎず、今の子ども、今の保護者に合わせた指導をしていただく必要があるように思います。

特別支援教育などは、この5年ぐらいでかなり研究が進みましたからね。

 今あるものだけで勝負するのではなく、新しいものを取り入れていくことも、必要ではないでしょうか。

定年を迎えるその日まで。

年を取ると勉強するのが億劫になってしまうものだとは思いますが、日々勉強し続けないと……だと思います。

 

教員でもない部外者が、何をえらそうなことを言ってるんだと叱られそうです。

生意気言って申し訳ございません。

でも、子どもたちのために学級崩壊は避けていただきたい、それが切なる願いです。