日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

うそつきな大人たちと道徳教育

連日、テレビでうそつきな大人たちの様子が報道されています。

間違いなく、誰かがうそをついています。

堂々と。

仲間と示し合わせて。

 

それなのに、同じ口で、学校には「道徳教育をちゃんとしろ」というんですよ。

自分たちのほうがモラルがないのに。

 

ずるい大人が一定数いるのはしょうがないことだとは思うんですよ。

大人たちは場面によって、うそを使いわけることもあります。

私だって…例えば、仕事があるとうそをついて面倒な飲み会のお誘いを断ったりすることもあります。

だけどね、私のような小市民のうそが許されるのは、きわめて個人的なことだからです。

 

文科省のお役人にだけは、うそをついてほしくないと私は思ってしまうんですよ。

なんたって、全国の学校、教員を指導する立場なんですからね。

まっとうな大人が文科省で働いていると思いたいじゃないですか。

 

情報公開の時代ですからね。

昔のように、簡単にごまかせなくなっています。

 

国会の答弁の映像が、テレビのワイドショーでも使われますからね。

それらを見て感じるのは、道徳で教える思いやりより、善悪は無視して要領よく生きることのほうが大事なんだ、ということです。

全国の子どもも、その保護者も、みんなが見ていますよ~。