日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

働き方改革と英語の教科化

小学校で英語が教科になること自体は、私は賛成です。

ただ、すべての担任が主導権を握って英語の授業をする、というのは反対です。

 

今だってすでに忙しいのに、英語の授業も加わるわけですから、「働き方改革」なんてできるわけがないじゃないですか。

文科省様は、「今度から英語も教えろ」と仕事を増やしておいて、その一方で、「働き方改革」の会議を進めているのは、やってることが思いっきり矛盾していると思いますよ。

 

小学校で英語を教えるのであれば、

①一番いいのは、英語を専科にして、英語の専科教員を配置することでしょう。←えらい人に聞いたところ、これは無理だそうです。

②ALT、外部の英語教師などに丸投げしましょう。担任はその時間、他のことをしていていいことにしましょう。←担任がやらなきゃダメなんだそうです。

となったら、③です。

③英語が好きで、自分なりのやり方で授業をしたい人はそれでOKですが、自信がない人に対しては、国あるいは、各地の教育委員会が作成した動画を配付し、その動画を使って授業をしましょう。

「英語を教えるのがうまい人」の動画を見たほうが、へたな英語を話し、英語の本質は何かがよくわかってない先生に教わるより、何倍もいいと思うんですよ。

動画は15分程度でよく、それをみんなで見てから、担任が「じゃあ、みんなで練習してみよう」みたいな感じで授業を進めるのもありだと思うのです。

このやり方なら、授業の質も保たれるのではないでしょうか。