日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

テレビドラマの影響で「○○しない教師」が増える!?

今、テレビドラマでは、「○○しない主人公」の設定が流行っていると、ネットのニュースに書いてありました。

手術をしない医者、弁護をしない弁護士……だそうです。

医者は手術をするのが当たり前、弁護士は弁護するのが当たり前だから、これまでのドラマと差別化をするために、ドラマ制作者たちは「○○しない」設定を多用しているんだそうですよ。

 

でも、世間の人はそこまで考えませんよね。おそらく。

「○○しない」のがカッコイイ、そんなふうに思う若い人は多いんじゃないでしょうか。

このようなドラマが高視聴率だということは……世間の多くの皆さんも、「○○しない」を支持しているということです。

 

とすればですよ。

今後、「保護者のクレームに対応しない教師」、「連絡帳を書かない教師」、「子どもの家に電話しない教師」、「地域の行事に参加しない教師」が出てきたって、というか増えたって、不思議ではありません。

「○○しない」ドラマが好きな保護者の皆様は、「○○しない教師」を許してやってくださいね。自分は「○○しない」けど、教師はだけはダメ、というのはおかしな話です。

 

今の流行に乗って、これから若い教師の間に、どんどん「○○しない教師」が増えていくかもしれませんね。なんたって、社会の流行ですから。ドラマの制作者がそういう流行をつくりだしたんですから、責任はテレビにあります(笑)。

 

世の中というのは、よくできてますね。

教師が「○○しない」と宣言しやすい流れができてきたんですから。

これから、「○○しない教師」が増えてくれば……教師の「働き方改革」は大きく進展するかもしれません。