日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

叱ることの大切さを語ってくれた元校長先生

すでに退職された中学校の校長先生の話です。 学校に、生徒が悪いことをしたときビシッと叱る先生と、決して怒らない甘い先生がいるとします。 どちらが生徒に人気があるかというと、当然、甘い先生です。何でも許してくれるから。 でも、それじゃ子どもは成…

記事にしなかった話② ある愛情あふれる校長先生の話2

前回の続きです。 校長先生は無線機をつけなかったし、警察OBにもお引き取り願い、校内をうろうろしている生徒に話を聴いたそうです。 わかったことは、その生徒たちがなぜうろうろしているかというと、それは勉強が嫌だから。 勉強が小学校のときから苦手で…

記事にしなかった話② ある愛情あふれる校長先生の話1

ある地方都市の中学校の校長先生の話をしようと思います。 その中学校は繁華街に近くて、昔から外国籍の子どもが多い地域です。それだけではなく、決して記事は書けないことがありました。何かと言いますと、養育を放棄された子どもたちを保護する施設など、…

記事にしなかったこと① ある中学校が学力向上した理由

取材に行くときは、テーマがあります。校長先生などと話している中で、すごく興味深い話がでてきても、テーマから外れたことは記事にできないんです。それはもったいないので、書いておくことにします。 これは、学力が市内で下位→上位へと変わっていった中…

お昼の「バイキング」という番組で。

たまたま昼に、「バイキング」というテレビ番組を見ました。 なぜか、教育問題を扱っていたからです。 最初に元中学校の先生だった男性がでてきて、「毎日の部活動が負担で、休日もなくて、しかも無給である」と紹介され、スタジオが「それは大変だな~。時…