日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

教員の長時間労働 小学校も一部教科担任制にしては?

教員の長時間労働の縮減のために。 私は小学校も、一部教科担任制にするという方法もあると思います。 例えば、3年生の国語はA先生が担当。算数はB先生が担当というように。 小規模校でしたら、A先生は1~3年の国語とか。学年をまたにかけて分担するの…

「総合教育技術」でLGBT対応のページを担当しました。

私が執筆しております月刊誌「総合教育技術」が本日発売です。 こんな雑誌です。 http://family.shogakukan.co.jp/ed-extra01_cover この中で私がかかわっているのは、特集3「いま求められるLGBT対応」です。 3人の方に取材してきました。 LGBTを授業でどう…

ITより直接のコミュニケーションを重視する校長先生がいたっていい。

今日は、昨日とはまったく違うタイプの校長先生に会いました。 自分がやるべきことを、きっちりとこなして、学校を再生していく校長先生です。 この校長先生は、HPで自分の主張をバンバンするような方ではないのです。 今の世の中では、ITが得意でないという…

いるところにはいる!エース級の校長先生の特徴

今日は、地方のある中学校へ取材に行ってきました。 まだ詳しいことは書けません。 雑誌の発売までは、誰に会ったか、何処へ行ったかは秘密にしておくものだと私は思っているからです。 雑誌に書く記事の内容とは関係なく、今日はなるほど~と納得したことが…

教員の多忙化解消対策……静岡県吉田町の場合。

教員の多忙化縮減対策として、静岡県の吉田町がかなり先駆的な取組みをしようとしています。 小学校6年生を例にとりますと……。 現在の学習指導要領では、1年間の総授業時間数は1060時間、授業日数は206日です。しかし、2020年度から完全実施の次期学習主導…

財務省はなぜ教員を削減しろというのか。

学校現場では、「教員の数をもっと増やしてほしい」とみんな思っています。 40人のクラスよりも、30人のクラスの方が、先生の目が届きやすいに決まってるじゃないですか。勉強にも良い効果がありそうですよね。先生にとっては、テストの〇つけでも成績表を書…

子どもの貧困と学力格差は深刻な問題。

子どもの貧困の連鎖を断ち切るには……福祉的な側面からのサポートが必要です。 つまり、お金の問題ですね。一人親家庭のお母さんが生活のために、二つも三つも仕事をするようでは、生きることでいっぱいいっぱいで、子どもの教育に十分に目が行き届かなくなる…

藤原和博さんの「必ず食える1%の人になる方法」

藤原和博さんの本「必ず食える1%の人になる方法」を読みました。 この本では、4つの生き方を紹介しています。 A 社長タイプ 経済的価値(給料、年収、お金)を重視し、権力志向。 B 自営業タイプ 経済的価値を重視し、プロ(独立)志向。 C 公務員タイプ …

うそつきな大人たちと道徳教育

連日、テレビでうそつきな大人たちの様子が報道されています。 間違いなく、誰かがうそをついています。 堂々と。 仲間と示し合わせて。 それなのに、同じ口で、学校には「道徳教育をちゃんとしろ」というんですよ。 自分たちのほうがモラルがないのに。 ず…

「希望の塾」とエドはるみさん

実は私、小池百合子さんが主宰する「希望の塾」の一期生でした。 塾の公式の活動は月1回、えらい人の講演を聞くだけでしたけど……。 (その話はまた後で。) 年末の講演会場で、エドはるみさんを見かけたのです。 ライザップ前だったので、びっくりするぐらい…

福岡県で技術や美術の教員が不足。

西日本新聞によりますと、 福岡県内の複数の中学校で、技術や美術の教員がゼロのまま新学期を迎えたそうです。小規模校の場合、担当するコマ数が少ないため、非正規雇用で済ませようとしたから、なり手がいないと。 これはいい傾向だと思います。 子どもたち…

いじめを認めない市教委。

取手市教委の態度が問題になっております。 女子中学生の自死がなぜ起こったのか、第三者委員会までつくって調査したのに、その原因にいじめがあったと認めなかったと。 それが、文科省からの鶴の一声で認めたと。 これは取手市教委に限ったことではないと思…