日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

部活動の数を減らせ、と言うのは簡単。でも…。

中学校の部活動改革の話です。 子どもの人数、教員の人数に対して、部活動の数が多すぎる、それはそうだと思います。 放課後、中学生が町をぶらぶらするよりは、部活動でもしてもらったほうが、教員も保護者も安心です。たとえ少人数の部活でも、入ってもら…

働き方改革と英語の教科化

小学校で英語が教科になること自体は、私は賛成です。 ただ、すべての担任が主導権を握って英語の授業をする、というのは反対です。 今だってすでに忙しいのに、英語の授業も加わるわけですから、「働き方改革」なんてできるわけがないじゃないですか。 文科…

リーディングスキルが大事な理由

本日発売の「総合教育技術」2018年2月号で、リーディングスキルについて書きました。自分でいうのもなんですが、おそらく現在、日本で一番詳しく書いてあります。研究しておられる新井紀子教授のインタビュー、戸田市の取り組み、戸田市の小学校で向上させる…

教育は…市教委の時代へ突入。

一昨年ぐらいからですが、市や区の教育委員会に取材に行くことが増えました。 それは、市教委や区教委が独自の取り組みを行っているケースが増えているからです。 たとえば、部活動問題であれば、多治見市、杉並区などのように。 今までは、スーパー校長先生…

忙しい、できる先生はここが違う!

私は教育委員会の担当者や校長先生を取材したら、発売前に原稿を確認してもらうことにしています。 新聞だと記事の賞味期限はその日で終わりますが、月刊誌は一カ月間繰り返し読まれることが想定されるからです。 間違っていることを書いてしまったら大変で…

貧困層の子どもにもチャンスを!

年末に取材で若宮正子さんにお会いしました。 御年82歳でゲームアプリを開発したすごい人です。 彼女の子どものころは…国が戦争をしていて勉強なんかしなくて、個性がどうとか、それどころじゃなかったそうです。 この人たちが、焼け野原で何もなかったこの…

カリマネと専門家の主張

大学時代に全くお世話になっていない、最近出会ったばかりの先輩よりメールをいただきました。 その方は某有名企業でマーケティングを担当しているそうです。 会社の中ではえらいんでしょうね。 そのため、「世界は自分を中心に回っている」と錯覚していらっ…