2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
土曜日は、第6回「教育と笑いの会」に出かけ、たくさん笑ってまいりました。 会長は岐阜聖徳学園大学教授で、元中学校校長の玉置崇先生です。玉置先生の趣味が落語だとはうかがっておりましたが、落語を話される場面を見るのは初めてでした。 最初の会長あい…
所沢市の小学校で、40代の男性教師が、鉛筆削りの貸し借りを巡って言い争っていた小学4年の男子児童に、「今すぐ窓から飛び降りろ」「命が惜しいのか。早く飛び降りろ」などと3階の教室から飛び降りるよう何度も迫ったんだとか。 まず、この男子児童が、この…
現在、中学校の部活動問題について、取材中です。 この問題、ものすごくおもしろいです。 発売前なので、詳細はまだ書けませんが、 ただひとついえることは、その根本にあるのは「少子化」だということです。 例えば、10年前に500人生徒がいた中学校が、今は…
私が執筆しました「総合教育技術」8月号が発売されました。 今回は「『チーム学校』を築く情報発信力!」の部分を担当しました。 学校のホームページを、何年も放置している学校が全国にたくさんあります。校長先生が誰なのかわからないホームページもたくさ…
あるサイトで、私がお会いしたことのあるイケメン先生の記事を読みました。 「人手不足だからといって教員を大量採用すると、かえって忙しくなる」と。 その理由は、大量採用により、本来、教員にならないような人、つまり、本気で教員になりたいわけじゃな…
小学校では2018(平成30)年度から、中学校では2019(平成31)年度から「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」になります。つまり、道徳が教科になるのです。 現在、道徳の時間は……行事などにより、つぶされていたりします。成績をつけないから、優先順位が下…
「学校でいじめがあった」と報道されると、世間の多くの方は、「学校はいじめの授業をすればいいじゃないか」と思うのではないでしょうか。 私もかつてはそうでした。 「いじめはいけない、と授業でちゃんと教えないからいじめが起こるんだろう」と。 でも、…
現在、教員志望の学生が大学で学ぶ内容を変えよう、という動きがあり、先月、「教職課程コアカリキュラム」案が公表されました。 もうパブリック・コメントはしめきられてしまったので残念なんですけど…。 私が常々、教職課程で教えればいいのに、と思ってい…
今年の春から、文科省は学校業務改善アドバイザーを学校の派遣する事業を始めました。学校の業務改善を手助けするためです。学校業務改善アドバイザーは、各方面から専門家が集められた模様です。 本日、学校業務改善アドバイザーのお一人とお話をする機会が…
昨日、3つの視点を書いたところ、本日、もうひとつあることに気づきました。 なので追加します。教員の長時間労働縮減に向けた4つ目の視点があります。 それは、少子化問題です。 ●少子化による学校の統廃合 全国的に少子化が進んでいまして、地域によって…
LGBTも含めた、「性の多様性」教育を、人権教育として、小中学校で扱ってほしいと私は思っています。 人権課題はたくさんあります。 東京都教育委員会の人権教育資料を見ますと、女性、子ども、高齢者、障害者、同和問題、アイヌの人々、外国人、HIV感染者・…
教員の長時間労働縮減には、どんな視点があるのかをまとめておきます。 1<法律問題>……国レベルの問題です。 給特法というのがありまして、教員の給料は、時間外勤務手当を支給しないかわりに、あらかじめ給料の月額の4%相当額を教職調整額として加算し…
見つけたら、更新していきます。 ●宮崎県都城市 宮崎日日新聞より 都城市教育委員会は、今年度から、印刷や作品掲示、丸つけなどを代行する支援員の配置事業に乗り出しました。5中学に教諭支援員を配置し、この取組は県内初だそうです。 ●部活動の休養日を設…
教員がこんなに忙しくなっている原因にひとつとして、世間の人々が教員に求めるレベルが高すぎる、ってこともあるんじゃないでしょうか。 サービス業のような保護者対応、 警備会社のような安全管理、 カウンセラーのような心のケア、生徒指導、 プログラマ…
雑に扱われると人は攻撃的になる。 これは、ある小学校の校長先生から聞いた言葉です。 その小学校は、保護者と教員がしょっちゅうケンカしているような、職員室で教員が子どものことを悪く言ってるような、荒れた学校だったそうです。 当然、保護者と教員は…
このところずっと、文科省のサイトで学習指導要領を見たり、中教審の答申を見たりしながら、カリキュラム・マネジメントについて考えていました。 はっきり言って、難解です。 何が難しいって、文章が。 「わかる人にはわかる」文章となっております。 私を…