日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

アクティブラーニングと逆行する政治の話。

学校は現在、アクティブ・ラーニング(主体的、対話的で深い学び)を積極的に進めています。

今の大人たちは話し合いがものすごく下手だと思うんですけど、だからこそ、子どものころから鍛えていこうとしているわけです。

国は、みんなが多様な意見を出し合って、話し合って問題を解決していく、そういう大人を育て、そういう世の中にしたいわけですよね?

学校はその目的に向かって進んでいますよ。

 

なのに……世間をにぎわす「都民ファーストの会」や「希望の党」を見ていると、言論統制ってなんだそりゃ、ですよ。

自分の意見を言っちゃいけなくて、全然、話し合いは行われていないみたいで、旧時代もいいところです。

独裁者が従順なしもべをつくりだしたいのなら、アクティブラーニングなんて必要ないわけですよ。

明らかに政治のやり方が、時代に逆行しています。

 

私はだいぶ長い間、「教育界、学校って世の中で一番時代から遅れているのかも」と思っていたんです。

きれいごとというか、建前で話す人が多かったからです。

でも、最近、特に今年に入ってから空気が変わってきたと肌で感じていました。

「子どもの目の輝きが~」とか言ってないで、物事を論理的に分析し、自分の意見をビシッという校長先生、教育委員会の担当者が増えているからです。

学校は確実に進化しています。

学校が周囲から一方的に叩かれてる時代は終わったんじゃないかと、私は密かに感じています。

 

というわけで、私が今、世の中で一番時代遅れだと感じるのは……政治家の世界ですよ。