学力向上と図書館
先日、愛知県一宮市へ行きました。
尾張一宮駅は駅ビルになっているんですけど、まだ新しくてとても立派な建物です。
私が素晴らしいと感じたのは、駅の上に公共の図書館があることです。
利用者は結構多くて、サラリーマンなどが仕事の帰りに利用するんだそうです。
地方都市の図書館って、駅から多く離れた場所にあることが多いです。
わざわざ出かけていくのはよほどの本好きです。
駅の上に会ったら、気軽に立ち寄れる人が増えます。
そして、本に触れる機会が増えたら、市民は幅広い知識を得ることができます。この人たちが親になり、子育てをしていく際の土台になるわけです。これこそ、広い意味での、壮大なスケールの学力向上につながると思うですが、いかがでしょう。
ただ、もしも便利な場所に図書館があったら、行政や図書館に勤めている人にとって「歓迎しない」人たちが入ってくる心配があるだろうと思います。
たとえば、ホームレスの人たち、素行不良の青少年。
でも、この人たちこそ、本を読んだ方がいいと思うんですよ。
いろんな本を読んだら、そこからヒントを得て、自分のやるべきことが見つかるかもしれないからです。