学校の先生たちと話していると、みなさん、自分なりの教育論をお持ちです。
もっとこうすればいいのに、こんなのやめるべきだ、こんなのやらないでこっちをやるべきだ……と。
今の学校のやり方、文科省のやり方に不満だらけです。
でも、職員室の中で、あるいは居酒屋で、いくら議論しても、仲間内で議論しているだけでは、教育の現状を変えていくことはできません。
教育現場を変えたいと本気で思うのなら……校長先生たちが定年退職後、議員さんになるのが手っ取り早いように思います。
別に国会議員でなくても、市議会議員とか、町会議員とか。
少なくとも地元の教育政策を変えることができるはず。
今の教育はダメだとぼやいているだけではなくて、本気で変えたいとお思いでしたら、ぜひ立候補していただきたいです。
今の60歳は、体力がありあまっておられますし、知力も十分です。
後輩たちのため、この国の未来のために、何か行動を起こしていただきたいものです。
立候補するのはちょっと……という方は、定年退職後にロビー活動などいかがでしょう。要求したいことがあるのなら、直接、議員さんたちに言いにいかなくてはね。
他の業界の人たちは、普通にやってることだと思われます。
自分たちの考えをアピールをしないで、それでいて要求を叶えてもらおうとしても、それは難しいのではないでしょうか。