日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

教育の長時間労働縮減に向けた4つ目の視点…少子化問題。

昨日、3つの視点を書いたところ、本日、もうひとつあることに気づきました。

なので追加します。教員の長時間労働縮減に向けた4つ目の視点があります。

それは、少子化問題です。

少子化による学校の統廃合

全国的に少子化が進んでいまして、地域によっては1学年1クラスになっています。しかも、学校選択制の地域ですと、1学年10人以下の学校もあるぐらいです。

そのような小規模校は、当然、先生の数が少ないのですが、事務処理も(子どもが少ないので成績表を書く枚数は少なくて済みますが、仕事の種類は同じです)、校務分掌も(生徒指導とか体育主任とか……先生たちの中での役割分担です)、大規模校と同じだけあります。先生が少ないから複数の校務分掌をかけもちしたりするわけです。当然、部活動の顧問も。行事の準備をするのだって大変です。

対策としては、現在、学校の統廃合が進んでいます。

これ、地域住民は大反対します。

教員からも、統廃合に向けた事務手続きがものすごく面倒臭い、という声を聞いたことがあります。

でも、長い目で見たときに、教員の長時間労働の縮減に効果はあると私は思います。

もしも自分出身学校がなくなったら……と思うと、感情的には手放しでは喜べませんけどね。