日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

いじめを考える①

もしも我が子がいじめられているのではないかと保護者が気づいたとき、どうするか。

まずは担任に相談しますよね。

でも、担任が納得のいく対応をしてくれなかったします。

そうすると、次は学校ですよね。

でも、校長がいじめを認めてくれなかったら、結局何の対策もしてもらえません。

そうすると、今度は市の教育委員会へ電話すると思うのですが、これはあまり意味がないことです。なぜなら、市教委と学校は、仲間内だからです。仲間の不利になるようなことはしないのが普通です。

 

いじめが抱える問題のひとつは、「保護者の相談先がない」ことだと思います。

学校がいじめの存在を認めてくれなかったとき、保護者にはもう、打つ手がありません。だから、マスコミにリークしたりするわけです。

我が子のいじめに頭を悩ませている保護者を救済するには、本当は、第三者的な、公の「いじめの相談窓口」を作る必要があるのではないかと感じています。

単に相談を受けるだけではなくて、学校に立ち入り調査を実施し、必ず市長に結果を報告しなくてはならないような、そんな組織です。

そうすれば、学校はいじめを隠ぺいできなくなるのではないでしょうか。