日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

徳島県の県立高校の1人1台端末の不具合ネタ。今後は大丈夫かと勝手に推測

またまた大手新聞が大好物の、1人1台端末の不具合ネタです。

本当に好きですよね~。

 

朝日新聞の5月28日配信の記事によりますと、

徳島県教育委員会が県立学校に配備した「1人1台」のタブレット端末に故障が相次いでいる問題で、端末を納入した四電工(高松市)が28日、不足分を補いたいとして、端末の無償提供と修理を県教委に申し出た。中川斉史(ひとし)教育長は受け入れる考えを示した。

とのことです。

 

業者が責任を持って対応してくれて、一件落着です。

でも、きっとまた……なんて思う方もいるかもしれませんが、今後、徳島県は、1人1台端末に関してはあまり心配ないと思います。

なぜならば、中川斉史先生が教育長になられたからです。

中川先生は、最近まで県内の小学校の校長先生をしておられまして、ICTにものすごく詳しいことで有名な方です。私は過去に取材したことがあります。

今後は業者の言いなりにはならず、しっかり目を光らせてくださるのではないでしょうか。

 

今回は県立高校の端末の不具合ですが、県内の小中学校にとってもICTに詳しい人が県教委の上層部にいると、心強いのではないかと思うのです。

小中学校の端末に関して、人口の少ない地域では町教委が納入業者の選定などをやってきたわけですが、なにしろ子供が少ないし、その分、先生の数も少ないですから、ICTに詳しい先生がいない町もあったりします。そうすると業者の選定がそもそも……な場合もあります。

A町は1人1台端末を積極的に使っているのに、隣のB町は全然使えなくて故障だらけとか、そんな状況も起きてしまったわけです。

大きな市は、先生の数が多いですから中には詳しい先生たちもいて、自分たちで対応できるとしても、町は、県でまとめて事を進めるって大事ではないかと思ったりします。