日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

先生方、もっと学校HPを活用してはどうでしょう。

緊急事態宣言が5月末まで延長されることになりましたので、多くの小中学校の休校も延長されます。そうすると、「うちの学校でもオンライン授業をしてほしい」という要望が、保護者から寄せられることになるでしょう。

でも、そんなに簡単にできるものではありません。その準備は進めていただくとして……。

 

その一方で、すぐにできることとして、もっと学校のHPを活用してはどうでしょうか。

業務連絡だけで、放置されている学校が多いようです。

HPで文科省の「子どもの学び支援サイト」を紹介したり、東京でしたら都教委が作成した「東京ベーシックドリル」などを紹介することは大事だとは思います。

それを保護者が見て、子どもにすすめて、どんどん学習できる子どもも中にはいるんでしょうけど。勉強って、大人がチェックしなかったら、まじめにやりませんよね。

 

それよりも、今、大事なのは、学校が子どもとつながることであり、子どもと保護者に「つながっている」という感覚を持ってもらうことではないでしょうか。

 

例えば、学校HPを使って、学年ごとに毎日子どもに呼びかけている学校もあります。

今日は2年生は、国語のこれをやってみましょう、とかね。

次の日は、社会のこれをやってみましょう、とかね。

 

教科に関係なく、クイズを出してもいいですよね。

それから、こんなものを見付けたら、写真を送ってください、とかね。

子どもの意見を受け付ける形にできるといいのではないかと思います。

 

そうするとまた、「HPを見てくれない、見られない保護者もいます…」的なご意見が出てくると思うのですが、学校がHPをどんどん動かさないから見ないんですよ。

HPから毎日、子ども向けに情報が発信されているとわかれば、見てくれる人はいるはずですよ。

まずはやってみることが大事ではないでしょうか。

最初は数が少なくても、それでも続けて行くのです。

見られない環境の方には、個別に対応して対策を考えることにして。

 

それから、学校内では「3年生だけがやるのはけしからん」など、そういう話になりがちですが、今は緊急事態です。

できる学年から始めてはどうでしょうか。