日本の教育を考える

日本の教育が少しでも良い方向に進化していってほしいなと願いつつ、感じたことを書いてみます。

子どもに端末1人1台が実現しても…これでいいの!?

新型コロナウイルスの感染拡大によって、オンラインで、学校と子どもがつながれるようにしておかないと、休校になったとき、全然学習が進まないと、誰もが思い知りましたよね。すでに、外出禁止になっても授業をオンラインで進めていた国はあるようですし、日本にだっできるはず、なんとかしなくては、とも思いました。

それには子どもに1人1台の端末がなくてはいけない、ということで、GIGAスクール構想が一気にスピードアップしまして、今年度中には、多くの学校で子どもに端末一人一台が実現するのではないかと言われています。

 

しかしですね、教育委員会はなかなか手ごわいですよ。

昨日、ある政令指定都市の小学校の校長先生とZoomでお話しする機会がありまして、様子を聞いてみたところ……、確かに子ども1人1台分の端末は、年度末までに学校に配備されるようですが、その端末は学校が管理し、子どもが家に持って帰れないそうです……。あくまでも学校で使うんだそうですよ。家に帰って使うことを想定していないんだとか……。

大きな政令指定都市でもそうなんですよ。

 

教育委員会の方には、きっと言い分があるのでしょう。家に持って帰らせたら、壊してしまうとか、紛失するとか、学校に持って来ないとか、個人情報の問題だとか、回線の問題とか……。自分で買えとか。

もう休校はさせない、というつもりなのかもしれませんが。

 

大金をかけてせっかく配備しても……。これでいいんでしょうかね……。

私はですね、子どもが毎日家に持って帰って、宿題を端末を使ってやって、学校の授業中でも、辞書みたいに気軽に使って…という具合に、もっと自由に使わせられないものかなぁと、思ってしまいますが。